過去ログ - 佐天「時を止める能力……」
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851:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/17(月) 00:56:16.75 ID:YOYEJMnio

上条「すぐにテメェの幻想をぶち殺してやるからな──!!」

キャーリサ「ふん、確かにこれなら私を打破できると勘違いできそうだし」

佐天「!?」 上条「なに!?」

キャーリサ「別に私が普通に動いていてもなんら可笑しくはないだろう?」

キャーリサ「このカーテナ=オリジナルは英国最大級の霊装だぞ?あまり舐めるな」

キャーリサ「私は今、天使長の力を扱えるワケだし“この程度の遅さじゃ全然遅い”」

上条「涙子ちゃん引──」

キャーリサ「はっ、遅い──!!」


キャーリサは一歩踏み出していた上条当麻を蹴り飛ばす
そして瞬きほどの一瞬に──いや、時の遅い世界の瞬きほどの一瞬でキャーリサは佐天涙子の目の前へ移動した。

移動し終えたというのが正しい表現なのかもしれない。
上条当麻を蹴り飛ばしたと同様に佐天涙子を蹴飛ばして、キャーリサの移動は終了した。

信じがたい衝撃が佐天涙子を襲い、そして吹き飛ばされる。


辺りの気配が変わる。
それは音であったり、風であったり、次元切断の残骸の落ちるスピードだったり。
時が、正常に廻りはじめる。


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