950:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/18(金) 06:31:42.19 ID:FuQNAG0mo
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崩れていくベツレヘムの星の中を上条当麻は歩いていた。
彼にはまだやることがあった。
すでに気絶した御坂美琴とフィアンマを別々の脱出用コックピットへ乗せ終えたが
まだ、すべきことが残っていた。
もう脱出用コックピットは見当たらない。
このベツレヘムの星が地上に落ちたのなら、どれほど深刻なダメージを与えるのか分かったものではない。
この問題を解決しなければならない。
上条「それに……まだ────」
佐天「これを、探してるんですよね当麻さん」
上条「なっ!?涙子ちゃんそれは──」
佐天「私は他に脱出できる手立てがあるんで、気にしないでください」
佐天「それに、コレを壊さなきゃ……ですよね?」
佐天涙子が右手で持っているソレは、先ほどフィアンマが持っていたインデックスの遠隔制御霊装だった。
フィアンマの手を離れたが未だに起動しているのだろう。
ゆらり、と。
空気から浮かび上がるように透き通る少女の体が浮かび上がった。
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