過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
1- 20
32:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/06/15(火) 01:21:12.72 ID:jAZ5mHMo
銃声。

俺は拳銃を引き抜くとウニの額に照準を合わせ、引き金を引いた。
この間、実に0.02秒。
次元大介も真っ青の早撃ちだ。
にも関わらず、ウニは倒れず、俺から見てだいぶ斜め前の部屋の壁に弾痕ができた。

長門がぶつかってきたせいだ。
この宇宙人め、俺の射撃の邪魔をするとは!

見ると長門は、左足と両の腕をおかしな方向に曲げていた。
俺に体当たりを食らわせたせいで骨折したらしい。

「落ち着いて。今、彼を殺せば修道服は手に入らなくなる」

何だと?
おい、どういうことだ長門!

「上条当麻とインデックスは非常に仲が良い。同棲までしている」
「大切な人を殺されて、その犯人に自分の衣服を売却する女性は少ないと思われる」

なるほど、そういう事か。
ならば仕方がない。

見ると、反れた銃弾がかすめたらしく、インデックスさんの顔色が真っ青だった。
そして妙な水音が聞こえ、彼女の修道服の下半身の部分に大きな染みが出来上がった。

そう、失禁したんだ。

長門、結果オーライとは言え、体当たりを責めて悪かったな。
これであの修道服の価値が、より高まった。値段も跳ね上がっちまったがな。

「構わない。それより、貴方の状況を聞かせて」

そうだ。こうしちゃいられないんだ。
古泉の命が危ない。

長門、お茶のお替りを頼む。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
422Res/265.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice