過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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33:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/06/15(火) 01:42:27.45 ID:jAZ5mHMo
長門が出してくれたお茶と、お菓子を食べつつ俺は語った。

機関の一部の人間が集い、各々が自分の所持している、女性の衣服を着込み、楽しむ集会――通称『機関限定コスプレ集会』。
その参加を、古泉から勧められた俺は、大金を払って入手した森さんのメイド服を着込み、出席した。
今日のメンバーは、新川さん、古泉、俺の三人だけだった。
他にも機関には、多くの愛好者がいるそうだが、任務の関係で参加できなかったそうだ。

最初のうちは、そこは天国のような場所だった。
古泉は俺の妹のスクール水着を無理やり着込み、くねくねのたうちまわり。
新川さんはハルヒの制服を見事に着こなし、至福の笑みを浮かべていた。
俺だって、家では着る事の出来ない森さんのメイド服を、堂々と着て姿見を眺め、恍惚の中で永遠に思える快楽を楽しんでいた。

しかし。

新川さんの乱心で、極楽は地獄に成り代わった。
古泉のスクール水着は無残にもただの細かい布切れに。俺のカチュ−シャは焦げてカチューシャであることをやめた。

俺の命を狙った新川さんは、古泉の自己犠牲精神により武器を失い。
俺自身は朝比奈さん(大)の力を借りて、かろうじてここ、長門の部屋まで辿り着いた。

俺は悔しくてたまらず、テーブルを叩いた。

カチュ−シャよ!
スクール水着よ!
二度とはもう、戻らない、あの唯一無二の、至高の宝よ!

ウニとインデックスさんの、俺を見る目は、何故か冷ややかなものだった。

「……やはり」

長門が言い、二人に視線を向ける。

「貴方たちの追っている存在が、彼らに影響を及ぼした、と考えるのが妥当」

その言葉に、ウニは表情を引き締め、頷く。
インデックスさんも、同じだ。

可愛いよインデックスさんインデックスさん可愛いよ。
失禁してるのも忘れているようだ。


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