過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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177: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/27(土) 16:54:26.32 ID:1DNSA0ko
「ふにゃああああ!?」

「うおおおお!? どうした突然そんな変な奇声を発して! やっぱりお前おかしいぞ!」

「だっ、だから何でもないって言ってんでしょしつこいわね!」

「本当か? さっきよりも顔が赤い気が……」

「うっさい! ほらあの子たちが戻ってくるまで何処か行くんでしょ? あそこにしましょ!」

そう言って美琴が指差したのは、巨大な鏡の館のようだった。学園都市の技術によって更に複雑化されているらしい迷路だ。
上条は突然怒り出した(ように見えているらしい)美琴を見ながら溜め息をつくと、ベンチから立ち上がりながらこう言った。

「はいはい。お供しますよお姫様」

「お、お姫さっ……!? な、なに恥ずかしいこと言ってんのよ馬鹿!!」

上条としては何気なく言った台詞のつもりだったが、美琴は途端に顔を真っ赤にさせる。
しかし上条はそれを悟る間もなく美琴のグーパンチで吹き飛ばされ、日差しの所為で熱くなった地面に寝転がる羽目になった。

「やっぱり不幸だ……」



―――――



「良かったのか?」

「何がですか? とミサカはちょこんと首を傾げてみます」

「上条と御坂のことに決まってンだろ。オマエ、御坂と一緒に遊ぶ為にここに来たンじゃなかったのか?」

ジェットコースターの列に並びながら、一方通行は呆れたようにそう言った。
しかし御坂妹は、一方通行の予想に反してニヤリと悪い顔をする。


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