過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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343: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/01/07(金) 23:09:00.11 ID:i3GUHzEo

「ちょ、ビリビリさん? 何でこんな所でそんなにビリビリしていらっしゃるのでしょうか?」

「ふふふ……。ここで偶然会ったのも何かの縁。久しぶりに私と勝負しなさい!」

「いやいやいやいや、何を言っていらっしゃるんですか? 超能力者のお前に無能力者の俺が敵うわけが……」

「右手一本でこの私の攻撃をいとも簡単に消し去る奴が何言ってるのよ。今日という今日は相手してもらうわよ!!」

「で、でも上条さんにはこれから特売という名の非常に大事な用事があってですね……」

「なら、勝負してくれたら付き合ってあげるわよ。私はアンタと勝負できる、アンタはお一人様数量限定の特売品を二人分ゲットできる。
 ほら、利害が一致してるじゃない」

「いやだから無理ですって! 上条さんは凶悪なテロリストをたった一人で制圧できるような人となんか勝負したくありません!!
 っていうわけで、じゃあな!」

「あっ、コラ待ちなさい! 逃げるなー!!」

脱兎の如く駆け出した上条を、美琴が全速力で追い掛ける。
万が一に備えていつでも右手を突き出せるように気を配りながら疾走する上条と、
彼が一瞬でも立ち止まろうものならすぐさま攻撃できるように電気を纏ったまま走る美琴。
こうして、二人のリアル鬼ごっこが開幕した。





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