過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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586: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/06(日) 23:32:20.75 ID:Vxi+OU+jo



「さて、どう料理してくれようかしら……」

「オイ御坂妹、あのゲームやりたくねェか?」

「やりたいです! とミサカは即答します」

「話を逸らそうとするな!」

「チッ」

「舌打ちしない!」

あれから紆余曲折を経た四人組は、何故かゲームセンター内の小さな売店にたこ焼きを持ち込んで昼食にしていた。
御坂妹たちの正面に座っている上条と美琴は、よっぽどお腹が空いていたのかたこ焼きを食べながら一方通行に詰め寄っている。

「アンタ、あれからどうしてたのよ? 心配したんだから!」

「黙秘」

「今は何処で何してるんだ? ちゃんと飯は食べてるんだろうな」

「黙秘」

「これからどうするつもりなのよ? まさかこのままスキルアウトよろしく放浪生活でも送るつもりじゃないでしょうね」

「黙秘」

「と言うか、なんで御坂妹と一緒に居たんだ?」

「黙秘」

「だーっ!! これじゃいつまで経っても話が進まないじゃない! 何か喋れ!!」

「拒否」

「喧嘩売ってんのかー!!」

「お姉様、どうどう。落ち着いてください、とミサカはお姉様を宥めに掛かります」

うがーと唸り声を上げながら立ち上がって勢いよく机を叩く美琴を見ても、一方通行は素知らぬ顔でたこ焼きを食べ続けていた。
御坂妹に宥められた美琴はぜえぜえと肩で息をしながら席に着くと、水を一気飲みして平静を取り戻そうとする。

「まったく、人の気も知らないで……。せめて心配してた私たちに対して何か言うことがあるんじゃないの?」

「黙秘ィ」

「いい加減にしろー!」



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