過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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660: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/18(金) 12:58:02.33 ID:1L/yEOX/o

「具体的には?」

「ビリビリと命を懸けた鬼ごっこを少々」

「逃げる気満々じゃねェか!」

「いやでもだってそれが一番手っ取り早いだろ? 鳩尾蹴ってダッシュすれば一発だって」

「そして地味に鬼畜なンだが」

しかも幻想殺し(イマジンブレイカー)があるので、本当にそれが可能なのが上条の恐ろしいところだ。
この間の垣根のように拳銃みたいな武器でも持っていれば良いのだろうが、彼ならばそれさえも気合で避けてしまえそうで困る。
それくらい、上条の火事場の馬鹿力は半端ではないのだ。

「まあそれはどうでも良いんだが」

「良いのかよ」

「良いんだよ。今はそんなことより学校だろ」

「それもそォか」

学校よりも優先順位の低い第二位が、未だかつていただろうか。
一方、件の第二位は某研究所の医務室で原因不明のくしゃみをしていたのだが、そんなことなど二人は知る由もない。

「で、学校行くぞ」

「いや行かねェよ。ヤベェ今ちょっと流されかけた」

「チッ、作戦失敗か……」

「舌打ちすンな。つゥか作戦だったのかよ」

「まあ冗談はこれくらいにして」

「冗談だったのか」

「お前、これからどうするんだよ。どうせ暇なんだろ?」

「……その辺ぶらぶらする」

「やっぱりな……。それならやっぱり学校に行った方がよっぽど有意義じゃないか」

「ほっとけ。休日なンだから俺の好きなよォにしたって罰は当たらねェだろ」

「そりゃそうだけどさ。まあ、気が変わったらいつでも声掛けてくれよな」

「そンな日は永遠に来ねェから諦めンだな」

「ちぇー」



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