過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2011/03/27(日) 22:32:10.00 ID:5PE7BpyZo
「痩せすぎは体に悪ィぞ」
「その辺りは研究者の皆さんに健康管理をして貰いながらやっているので大丈夫です、とミサカは懸念を解消します」
「そこまでするか」
呆れたように言いながら、一方通行は三枚目の濡れタオルをミサカ19090号に差し出した。
しかし彼女はそれを受け取らず、額に当てていたタオルを一方通行に返す。
「もう大丈夫そうです、ありがとうございました、とミサカは感謝します。それではそろそろお暇させて頂きますね」
「あァ、さっきは悪かったな。一応研究者の誰かに看て貰えよ」
「了解しました、とミサカは一方通行の提案を承諾します。お気遣い感謝します」
そしてミサカ19090号は最後に一礼すると、小さく手を振りながら部屋を出て行った。
一方通行はそれを見送りながら暫らくぼーっとしていたが、携帯の着信音にはっと我に返る。
メールの発信者は、上条だった。
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