過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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921: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/05/05(木) 23:31:54.36 ID:W4jEtkTQo
作戦会議をしている暇もなかった。
四体の駆動鎧が、容赦なくその砲口を二人に向けて超電磁砲を放つ。
二人は咄嗟の判断で飛び退ってそれを回避したが、その途轍もない速度と威力にひやりと背筋を凍らせた。

「超生きてますか!?」

「何とか。そっちは五体満足か?」

「今のところは」

「充分だ」

それぞれ別々の方向に飛び、しかも瓦礫や砂埃が飛び散った所為でお互いの状態が確認できない。
だが、キャパシティダウンをすべて破壊したからか、絹旗は普通に音が聞こえる状態に戻しているようだった。
そうでなくても、この状況で音が聞こえないというのは致命的だが。

「これは流石にキツイな。逃げるか」

「超そうしたいところですが、あっちはそうさせるつもりは超無いみたいですよ」

「外まで出れば追い掛けては来ねェだろ」

「それは超甘い考えです。それに相手の狙いは恐らく……」

瞬間、絹旗に向かって超電磁砲が撃ち込まれた。
砂埃を風で吹き飛ばして視界を確保しながら、一方通行は絹旗がいる筈の方向に向かって駆ける。

「絹旗!」

「超無事です。直線攻撃なので避けやすいですしね。ところで、あなたはあれ喰らっても超平気そうですか?」



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