過去ログ - 幼女｢おい変態ちょっとこっちこい｣@制作速報vip
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74:８[幼女「よしっ！変態、出かけるぞ！」]
2010/05/28(金) 07:49:37.58 ID:uynBxQAO
何度も何度も叫んで、何度も何度も名前を呼んだ。
とある少女の一日は、その浅い眠りから覚めることからはじまる。

「ふあ、いつのまにかこんな時間かぁ……」

独り言の多い彼女の見つめる先には、短い針の八と長い針の十五を指す時計があった。
まだ少し眠たい体を引きずって、少女はリビングに向かう。

「おはよー……」
「おはよう、昨日はよく眠れたか？」
「うにゅぅー」

それはどうだろうか、夢を見るということは、眠りが浅かったということになる。

「はは、そんな声をあげるなよ」

情けない声をあげた彼女を苦笑いする青年、家の主はこの少女のカレシのような、兄のような存在で、休みの日はよく泊まりにきては、こうやって過ごしている。

今日は日曜日である。

「おい変態！今日は外に出かけるぞ！」

そして、彼女の見つめる先の青年は、わがままからはじまるデートに出かけることになるのだった。

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