145: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/19(日) 17:20:04.38 ID:k5.pryY0
黒子「……うっ……ううっ……」
想像を超越した光景に、吐き気を一気に催してしまう。
とっさに目をそらして、なんとか押さえ込むが……不快感が次々と胸元からこみあげてくる。
目の前のグロテスクな光景を目にしないように、女子トイレにゆっくりと足を踏み入れた。
手前側に一部壊れかかった洗面台が3つ並んでいて、奥には個室が並んでいた。
内部は男子トイレとほぼ似たような構造だった。
違いは小便器の存在がないことだけだろうか。
そして、個室の前の床が抜け落ちていなかったことぐらいだろうか。
もっとも、陰鬱で不気味な感じが漂っているという点では違いはないが――。
黒子「お……お姉さま?」
恐る恐る、声を掛けてみる。
声は――かすかに震えていた。
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