218: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:05:45.27 ID:4YCBLzk0
美琴(何よこれ……小学生向けの標語にしては、悪趣味っぽいわね)
妙な違和感を感じつつ、ロウソクの炎を張り紙の所から離す。
そして、廊下の先を進もうとした、その時。
219: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:06:13.86 ID:4YCBLzk0
――幸い、揺れはすぐに収まった。
美琴(……もう……大丈夫みたいね……)
220: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:06:44.41 ID:4YCBLzk0
美琴(そういえば、この状況で……火花を出すのはまずいわね……)
――粉塵爆発。
そんな言葉が頭をよぎった。
221: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:07:11.65 ID:4YCBLzk0
初春「はぁっ、はぁ……」
――すぐに入口のところまでたどり着く。
扉は開いたままになっていた。
222: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:07:39.16 ID:4YCBLzk0
初春「ひ、ひっ!!」
足を止めて、手を頭の上に乗せて、その場にしゃがみこんだ。
223: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:08:32.60 ID:4YCBLzk0
――揺れは1分もしないうちに収まった。
ゆっくりと目を開けようとするが。
224: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:09:03.81 ID:4YCBLzk0
初春(……!!)
一定間隔で音がする。
人が歩いているかのような……そんな感じだった。
225: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:09:34.99 ID:4YCBLzk0
まさかのときは……すぐに逃げ出すつもりだった。
足はいまだに痛むが、とやかく言っていられない。
でも、さすがにさっきのように再び走り出せる自信は……ない。
226: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:10:43.68 ID:4YCBLzk0
初春「……え?」
呼びかけてきた声は、聞き覚えのある声。
クリーム色のブレザーに喉もとの赤いリボン。
227: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:11:28.61 ID:4YCBLzk0
228: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:20:18.79 ID:4YCBLzk0
本日の投下はここまでです。
さて……中途半端なところで申し訳ありませんが、この先で選択肢を設ける予定です。
落ち着いた後でどこへ行こうかという選択肢なのですが、先に示しておきます。
安価は>>230でお願いいたします。
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