238: ◆IsBQ15PVtg[sage]
2011/01/11(火) 21:32:45.84 ID:IvCg66eSO
(投下は一旦ここまでです。いけたら夜中に続きをいこうかと思います)
239: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 04:57:42.51 ID:8r0SL0y10
内容は科学で割り切れる以前の問題といっていいほど、あまりにオカルトじみていたのだが――
240: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 04:58:09.37 ID:8r0SL0y10
廊下中に充満していた砂埃もいつの間にか落ち着いていた。
視界こそ良くはなったものの……相変わらず周囲は暗闇に支配されていた。
美琴「さすがに暗いのも何だから、明かりをつけとくね」
241: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 04:58:49.53 ID:8r0SL0y10
美琴「やっぱり、ここは学校のようね」
初春「でも、こんな廃校は学園都市のどこにもないですよ」
美琴「当たり前よ。学園都市の外ってことは確かだけど……第一、昭和の時代の新聞が残っているぐらいだし」
242: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 04:59:18.57 ID:8r0SL0y10
美琴「と、とにかく行こうか。早くこんな所から脱出しましょ」
初春「は、はい……」
243: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 05:00:28.74 ID:8r0SL0y10
美琴「参ったわね……とにかく、先へ進みましょ。私の肩貸してあげるから」
初春「す、すみません」
244: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 05:01:06.78 ID:8r0SL0y10
美琴「それに……」
245: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 05:01:43.43 ID:8r0SL0y10
初春「そうですよね」
思えば、この廃校には水というものが見あたらない。
蛇口はおろか、自販機なんて便利なものなんて到底なさそうだから。
せいぜい、外まで出て、雨水を口に含むことぐらいしか出来ないだろう。
246: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 05:02:58.41 ID:8r0SL0y10
やがて、廊下は左に折れる形となっていた。
右手には上に登る階段が伸びていたのだが――。
美琴「階段を行くのは無理っぽいわね」
247: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 05:04:24.39 ID:8r0SL0y10
――床の一部が……赤く染まっている光景。
248: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/12(水) 05:04:59.15 ID:8r0SL0y10
初春「ひっ……何なのですか?」
美琴「ペンキとかいう冗談ではなさそうね……」
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