258: ◆IsBQ15PVtg[sage]
2011/01/15(土) 22:56:24.01 ID:rBb1SpNz0
>>257
管理人様、運営の皆様、移転作業お疲れ様であります。
そしてありがとうございます。
新板に移り、落ち着いた所で……投下いきます。
259: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 22:57:09.38 ID:rBb1SpNz0
初春「読まないほうがいいって……そんなこと言われたら、余計に気になります」
美琴「さっさと先に急ぎましょ。立ち止まっていても仕方がないから」
260: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 22:57:38.47 ID:rBb1SpNz0
が、そんな美琴の態度に、もやもやとした感情が初春の心の奥から湧き上がる。
――苛立ち。
261: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 22:58:08.33 ID:rBb1SpNz0
初春(――結局、無駄にいきがって、何もできなかったじゃないですか……)
ただ、己の無力さを呪い。
262: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 22:58:38.94 ID:rBb1SpNz0
263: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 22:59:14.28 ID:rBb1SpNz0
美琴「これはちょっとキツそうかな」
二人の目に入った光景。
264: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 22:59:49.71 ID:rBb1SpNz0
初春「先に入口がありますね」
それと思われる引き戸が、初春の指差す先に見える。
裂け目からおよそ10m先といったぐらいだろう。
265: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 23:00:26.31 ID:rBb1SpNz0
美琴「そう簡単に……先に行かせてくれそうもなさそうね」
初春「そうですね」
266: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 23:00:56.66 ID:rBb1SpNz0
美琴「何よこれ」
机は床に固定されているかのように、まったく持ち上がらない。
267: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 23:01:34.67 ID:rBb1SpNz0
美琴「ゴラアアアアア!!」
終いには机の一つに勢いよく蹴りを入れる。
だが、ゴツンという音が響いただけで、まったく1mmたりとも動いた気配がない。
268: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 23:02:01.33 ID:rBb1SpNz0
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