279: ◆IsBQ15PVtg[sage]
2011/01/19(水) 14:37:53.96 ID:QTnWGaNw0
さて、Bで続きを投下いたします。
>>276
おっしゃる通り、AはWrong ENDを想定しておりました。
280: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:39:06.16 ID:QTnWGaNw0
美琴「やるっきゃないか」
ポケットからメダルを取り出すと、握り締めた右手の親指の上に乗せる。
281: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:39:52.40 ID:QTnWGaNw0
282: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:40:38.90 ID:QTnWGaNw0
美琴「ま、先にはいけるようになったから、いいんじゃない」
頭や体に大量に降りかかった髪の毛を手で取り払いながら、にべもなく言う。
283: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:41:22.64 ID:QTnWGaNw0
先は6畳ほどの小部屋になっていた。
入って正面と右側、さらには扉のある側は、所々剥がれ落ちかけているモルタル製の壁になっていた。
もっとも、正面の壁――ちょうど入って真正面のあたり――は、天井から床まで大きなクレーター状の窪みが出来ていたが。
284: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:42:20.60 ID:QTnWGaNw0
285: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:42:48.54 ID:QTnWGaNw0
一方、初春は小部屋の入口のあたりでかがみこんでいた。
初春「この貼り紙の続きって、これじゃないですか?」
286: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:43:17.38 ID:QTnWGaNw0
『……知ってはならない真実も
287: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:43:49.49 ID:QTnWGaNw0
美琴「な、なによこれ……」
初春「何のことかは分かりませんけど、目を通したら大変なことになる文章もあるようですね」
288: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 14:44:31.31 ID:QTnWGaNw0
美琴(まさか、あの2枚のメモのこと?確かに内容は犠牲者の手記っぽいけど……読んだだけで精神を破壊するなんて、そんな非科学的なことが起こるわけがないじゃない。心理系の能力者が仕掛けたものじゃあるまいし)
心の中で懸命にかぶりを振る。
動揺を強引に押し込め、無理矢理落ち着かせる。
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