315: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:51:51.97 ID:RwKi7YBx0
『……しゅきをのこすぼくのては、
ちにまみれているきがする。
316: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:52:39.28 ID:RwKi7YBx0
美琴「……ううっ……」
読んでいるうちに嘔吐感を覚える。
メモをはらりと床に落とし、喉元から熱いものが込みあがってくるのをなんとか抑えようと必死になっていた。
317: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:53:11.36 ID:RwKi7YBx0
318: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:53:50.73 ID:RwKi7YBx0
初春「…………」
何も言わず、顔を強張らせたまま……ただ、上を眺めているばかり。
息は……だんだん落ち着いてきている様子だった。
319: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:54:27.24 ID:RwKi7YBx0
初春「ええ。さっき読むなといったのもこんな内容だったのですか」
美琴「ええ……そうよ」
320: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:54:55.64 ID:RwKi7YBx0
美琴「とにかく先へ行きましょ。ここでじっとしていても始まらない」
初春「そうですね。早くいきましょう」
321: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:55:23.57 ID:RwKi7YBx0
322: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:56:21.29 ID:RwKi7YBx0
廊下を奥へと進むと、下へと降りる階段があった。
所々が抜け落ちているが、完全に通れないぐらいになっているには至っていない。
恐る恐る、朽ちた木のステップに足をかける。
323: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:56:50.63 ID:RwKi7YBx0
美琴「また……死体?」
324: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 21:57:48.53 ID:RwKi7YBx0
初春「ま、また、メモ用紙がありますね」
美琴「そうね……2枚あるわね」
325: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/19(水) 22:04:30.68 ID:RwKi7YBx0
本日の投下はここまでです。
なお、今回も選択肢を予定しております。
A:遺体の左手に握られたメモ用紙を読む。
B:遺体の右手の近くに落ちているメモ用紙を読む。
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