過去ログ - 黒子「おまじない……?」
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588: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:37:34.81 ID:JkVeA1Oy0

 すぐさま右手に引き戸が見えた。
 上には【4-A】と書かれた木の札が掛かっている。
 引き戸はぴっちりと閉じられていた。
 はめ込まれている曇りガラスから中の様子は覗き見ることが出来ない。
以下略



589: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:38:18.33 ID:JkVeA1Oy0

 やがて、廊下は突き当たりにたどり着いた。
 6畳ほどの小部屋のようになっていて、正面と左手には外に面した朽ちた窓が並んでいて。
 そして、右手には引き戸があったわけだが。

以下略



590: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:38:50.88 ID:JkVeA1Oy0

 引き戸は、枠の部分に無数の釘が打ち付けられていた。
 さらに、2枚の引き戸を覆い尽くすかのように、紙の札が貼り付けられていた。
 いずれも何かしらの呪文を書いた札のようだが、どんなことが書かれているのかは、読み取れない。
 2枚の引き戸が合わさる部分の中央付近には、封印するかのように1枚の貼り紙があった。
以下略



591: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:39:31.51 ID:JkVeA1Oy0

 見つけてしまった。



以下略



592: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:39:57.73 ID:JkVeA1Oy0


 佐天「…………」

 何もいわず、恐る恐る床に落ちたその紙を拾い上げる。
以下略



593: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:40:45.07 ID:JkVeA1Oy0





以下略



594: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:41:39.45 ID:JkVeA1Oy0

 佐天「……シャレになってないよ……マジで……」

 小さくつぶやくと、メモ用紙を元の位置へと戻した。

以下略



595: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:42:38.54 ID:JkVeA1Oy0



 ――何もいなかった。

以下略



596: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:43:04.83 ID:JkVeA1Oy0


 佐天(一人でいちゃ、マジでヤバイって!!)


以下略



597: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:43:37.61 ID:JkVeA1Oy0

 廊下がT字路になっている箇所まで戻った。
 幅が広くなっている廊下へと足を向け、なりふりかまわず前へと進んでいった。

 先ほどの廊下と違って、窓は無い。
以下略



598: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:44:13.27 ID:JkVeA1Oy0

 佐天「う、うそ……そんなぁ……」

 駆けていた足を止め、全身をわなわなと震わせながら、泣き出しそうな声でつぶやく。

以下略



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