805: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:27:04.01 ID:d46RIvVr0
佐天「え……う、うい……」
遺体の頭には、すっかり血で染まった花飾り。
もちろん、それはいやと言うほど見ている親友のもの。
806: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:27:36.46 ID:d46RIvVr0
佐天「は、はは……いいかげんにしてよ……」
807: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:28:02.86 ID:d46RIvVr0
佐天「み、みさかさ……いやあああああああああああ!!」
立て続けに目に入った――親友の惨殺死体。
808: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:28:34.54 ID:d46RIvVr0
佐天「――!!」
急に足元の感覚が無くなった。
立ち止まろうとしたが――遅かった。
809: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:29:03.21 ID:d46RIvVr0
(暗転の後、背後にゆらめく廃校舎)
テーレレテテテレテー
810: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:31:10.33 ID:d46RIvVr0
>>615のWrong ENDはここまでです。
これより、次chapterを投下します。
811: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:31:34.17 ID:d46RIvVr0
――閉ざされた扉。
その前で黒子はじっと考え込んでいた。
812: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:32:19.65 ID:d46RIvVr0
黒子(もっともそれは、一から説明すればいい話でしょう。でも……)
ふと上を見上げる。
所々で木材が抜け落ちた天井には、いくつかの照明器具が取り付けられているのが見えた。
813: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:32:57.11 ID:d46RIvVr0
教室内にはいくつか子供用の机が散らばっていた。
だが――なぜか持ち上げることはできなかった。
まるで床と一体になっているかのように、びくともしなかった。
814: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/01(金) 23:33:38.85 ID:d46RIvVr0
廊下に面した窓も同様に、びくともしなかった。
その近くには戸棚が一つ置かれている。
何か無いかと遠巻きに眺めてみるが――ガラス越しに見える中の様子に、黒子は思わず戦慄を覚えた。
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