869: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:05:49.98 ID:/lH7RaFJ0
七星「……間違ってはいません」
870: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:06:18.85 ID:/lH7RaFJ0
『ひとつ、
871: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:06:50.64 ID:/lH7RaFJ0
黒子(……子供達も被害者?あの子供の霊のことですの?)
その時、あることが黒子の脳裏に浮かぶ。
872: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:07:39.42 ID:/lH7RaFJ0
黒子「ええ。それはともかく、この空間から脱出する方法は、事件の被害者達の霊を成仏させることですのね?」
七星「そうなると思うのです」
873: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:08:08.20 ID:/lH7RaFJ0
黒子「…………」
手にしている人形を見つめなおす。
あゆみが霊を鎮めるのに使ったと思われる人形。
874: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:08:35.77 ID:/lH7RaFJ0
七星「犯人は今も校舎をさまよっています」
黒子「今も、って……どんな奴ですの?」
875: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:09:13.16 ID:/lH7RaFJ0
七星「センセイの調べた資料によると……あの文化人形は、犯人が母親からもらった形見の品だったそうです」
黒子「文化人形って……これのことですの?」
876: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:09:40.65 ID:/lH7RaFJ0
黒子(正直、確実性のない答えばかりですの。根拠に乏しいですし……いや、むしろ……)
脳裏である考えがまとまる。
風紀委員としての勘によるもので、根拠がないと言われればそれまでなのだが。
877: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:10:09.39 ID:/lH7RaFJ0
878: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:10:38.62 ID:/lH7RaFJ0
黒子(こいつ、能力者ですの?)
一方で黒子はあゆみとは対称的に、動じる気配を見せない。
ただじっと七星の顔を見つめ続ける。
879: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:11:08.15 ID:/lH7RaFJ0
黒子「まぁ、派手にやってくださいますわね」
なおも七星を見つめる黒子の視線。
それは、風紀委員としての彼女が犯罪者に向き合うものになっていた。
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