95: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 04:00:06.98 ID:aTr/TGY0
ふと上を見上げる。
――そこには、木張りの天井。
一部の木材は朽ちて、今にも落下しそうな勢いで垂れ下がっているのが見られた。
が――少なくとも、黒子のいる真上のスペースは崩れ落ちている様子は見られない。
黒子(こうなったら、一か八かですの!!)
構造上、恐らくこの上は校舎の2階の廊下か教室のはず。
演算をすばやく終えると、黒子の姿は瞬時にその場から消えた。
――直後に、青白い少年が、袋小路にたどり着く。
??「…………」
追いかけていた対象の姿がなくなったのに対して――表情を変えず、ただじっと突っ立っていた。
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