85: ◆IsBQ15PVtg[sage]
2010/12/08(水) 03:48:41.27 ID:aTr/TGY0
>>82
Endが違うのは、原作とはちょっと異なったようにしようと単に思っただけではありますが……この先については影響がある場合があるかもしれません。
>>83
ありがとうございます。いち早い復帰を願っております。
(そちらのスレにも書き込みをさせていただきました)
86: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:53:09.32 ID:aTr/TGY0
すかさず、右に伸びる廊下へと走り出す。
後ろを一切振り返ることなく。
黒子(冗談抜きで……嫌な予感がしますの)
87: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:53:59.25 ID:aTr/TGY0
黒子(!!)
それは――先程、背後から呼びかけてきた声……!!
途端に、全身を悪寒が走り抜ける。
88: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:54:31.87 ID:aTr/TGY0
……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……。
自らの呼吸の荒さだけが耳に響く。
89: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:55:26.90 ID:aTr/TGY0
黒子(……な……ホログラムとかですの……?にしては、冗談が過ぎましてよ。馬鹿馬鹿しいったらありゃしませんの)
根拠はないものの、そう思って無理に目の前の事象を納得しようとした。
そうでもしないと、これまでに生じた異様な感情――いや、恐怖感を抑えられなかったのだ。
90: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:56:28.01 ID:aTr/TGY0
黒子(お姉さま!?)
突如、どこからともなく――それもすぐ背後から――響いた叫び声。
それは紛れもなく……。
91: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:57:28.95 ID:aTr/TGY0
??「いっふぉに……」
耳元で……あの少年の声が聞こえた。
92: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:58:29.48 ID:aTr/TGY0
黒子(恐らく、この少年に目を合わせたら……最期ですの)
体は――すんなりと動いた。
すぐさましゃがみこむような姿勢をとると、少年の脇をすり抜けるようにして、背後に回る。
93: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:58:58.46 ID:aTr/TGY0
黒子(このまままじゃ、埒があきませんの。こうなったら、テレポートで……)
そこまで思いかけたとき、思わずつまづきかけた。
床の穴に足を引っ掛けてしまったのだ。
94: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/08(水) 03:59:38.80 ID:aTr/TGY0
黒子(――!!)
左はすぐに袋小路になっていた。
いや、右手には扉はあったものの――得体の知れない呪文がびっしりと書き込まれた札が無数に貼られていた。
何かを封印しているように思えたが、今はそれが何かを考えている暇はない。
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