過去ログ - イチローが学園都市にやってくるようです
1- 20
972: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:32:55.83 ID:r7U9UJjB0

「……さて」

ステイルが「このままで良い」と言ったので、その発言を尊重することにした。
彼のことなら問題はないだろう。
以下略



973: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:33:24.27 ID:r7U9UJjB0

「うーん……」

顎に手を当て、イチローは少し考え込む。
様々な事が脳を駆け巡るが、これといった解決策など見つかるわけもなく。
以下略



974: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:34:13.84 ID:r7U9UJjB0

少々わざとらしく聞いてみる。
風紀委員である彼女が今一度この場に戻ってくる理由は既に分かりきっているが。
それを聞いた黒子はがっくりと肩を落とし、「やれやれ」といった感じで両手を上げる。

以下略



975: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:34:47.05 ID:r7U9UJjB0

軽く頬を朱に染めながら、「大丈夫」と言いかけたところで黒子の耳元から大音量の叫びが聞こえた。
空気を劈く声とは正しくこういう感じなのだろう。

『白井さんってば何でイチローさんとお話してるんですかー!ずる……じゃなくて!早く現場に行ってくださーい!!』
以下略



976: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:35:14.29 ID:r7U9UJjB0

軽く手を振り、別れを告げた後改めてホテルに向かう。
フロントの前を通るときも、エレベーターに乗っている時も、部屋までの廊下を歩く最中でも、改めて問うべき問題を整理し、自室の扉を開けた。

「あ……」
以下略



977: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:35:56.59 ID:r7U9UJjB0

「いいんだよ。顔をあげてくれ」

高校生を宥めようと、イチローは軽く肩に手を置く。

以下略



978: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:36:42.35 ID:r7U9UJjB0

「あの……魔術師は?」

彼がこの部屋にやって来てから、予ての疑問であった。
ここにいるということは、あの場所にいたあの魔術師を退けたということに他ならない。
以下略



979: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:37:10.35 ID:r7U9UJjB0

自分がこの街のレベル5の中に名を連ねることになるとは予想もしていなかった。
最初は講演に行くというだけのはずだったのだが。
当然ながら、自分の普段の立場のことを考えると、第八位になったということは隠しておきたい。
このことが伝えられた時も、随分念を押されたものだ。
以下略



980: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:37:37.47 ID:r7U9UJjB0

「応急処置とかしたんでしょうけど、一応病院とか……」

続けざまに発言する上条をイチローは今一度落ち着かせようとする。

以下略



981: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:38:22.22 ID:r7U9UJjB0

「それをね、彼女に飲ませたんだ。出血は治まったし、起きた時でも体調は良くなっているはずさ」

「こ、これって……」

以下略



1002Res/285.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice