124:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/22(土) 12:09:08.48 ID:Cyk8wUxI0
「待ちなって…」
浜面は麦野のこの言葉をいつも期待していた。
「あぁ?何だよ?麦野」
「もうちょっとゆっくりしてきなよ」
「フレンダとかがうっせーんだよ、何かしてるだろとか、だから…」
「だから…?」
麦野のみずみずしい唇を浜面はついつい見てしまう。
魅惑のグロス、蠱惑な瞳。
「だから…いや…今日もいいか?」
自分自身の言葉を打ち消して、浜面は麦野を見据える。
すると彼女は仕事をするときの表情ではなく、一人の女の表情になる。
「うん」
浜面は麦野のベッドの隣に座る。そして唇を寄せようとする。
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