220:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/26(水) 10:39:43.83 ID:kFxmX+Fj0
9982号は最後の力を振り絞った電撃を浴びせるが、それも反射して自分に当たる。
即座に勝てないと判断した彼女はとぼとぼと残された一本の足を引きずってイモムシの様に前進する。
「…く…は…ひ…ぐぐ…」
彼女は喋れるような精神状態ではない。
自分の体液が目の前の得体のしれない人物にのまれ、理不尽にその綺麗な脚を引きちぎられることは犯される事と同じ位に屈辱にまみれることだろう。
彼女は一本の脚と二本の手で逃げようとするが…落し物をした事に気付く。
美琴からもらった缶バッチだ。
「オイオイ…そっちは行き止まりだぜェ?逃げねェのかァ?」
(ったく逃げる奴をなぶる方がおもれェのになァ…この手の相手は…クカカ、それともこの状態のコイツを犯すか…ヒャハ…悪くねェ…)
「ハァはぁ…ハァ…」
9982号はいつの間にか外れていた缶バッチを拾おうと思い、行き止まりの方へと歩をすすめる。
「ふーンそのバッチ、大事なもンなのか?」
「アナタに答える義理はありません」
「あー、そォ。なンか同じ女何回犯してるかわかンねェケド…オマエはやっぱ良いや、なんか脚ねェし…クカカ」
(犯す話はなし。もういーや)
「…そうですか。では早く殺して下さい」
「いわれなくとも」
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