300:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/29(土) 15:24:31.99 ID:iSm8z8mn0
しかし、それでも麦野の原子崩しは当たらない。
ここで麦野は推理する。
(私と超電磁砲の能力は根底では同種のもの?だとすると…超電磁砲の野郎…まさか…私の原子崩しを曲げているのか…?)
先程から感じ始めている妙な違和感の正体。
もしかしたら超電磁砲は原子崩しを屈折させているのではないか?という懸念。
麦野は滝壺から再度超電磁砲の方角を聞き直し、集中し、原子崩しを放つ。
数秒後、着弾が認められた物の、やはり途中で意図的に曲げられている様な感覚を彼女は感じた。
(やっぱり…曲げてるっぽいわね…)
ならばどうするか、麦野は冷静に思考を巡らす。
(曲げられるなら…何故逃げた?)
(戦う程の電力は無いから?)
(それとも私達と戦うよりも何かしらの目的がある?或いはその二つか…?)
(絹旗に施設の核のコンピューターは防衛する様に厳命した、仮に超電磁砲が絹旗に戦いを挑んでもおいそれと絹旗は負けないだろう…)
(いや…なら何故最初から絹旗の待機している施設に行かない?超電磁砲はオトリか?)
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