346:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/29(土) 18:42:39.34 ID:iSm8z8mn0
正体はやはり超電磁砲こと御坂美琴だった。
(えええええええええええ?マジで?????どうしよ、どうしよ、どうしよ)
(今度会ったら普通に話せるかなぁ…どうしよう…)
度胸は人一倍強い佐天もこればかりは衝撃を受ける。
まさか自分の予想が的中するとは夢にも思っていなかった。
(まさか…御坂さんが…今回の首謀者だったなんて…五分五分って言ってた麦野さんって言ってたよね?)
佐天は先ほど送られてきたメールの内容を思い出す。
(麦野さんと五分五分って…御坂さんなら出来ない芸当じゃないかも…?)
麦野の力はあくまで能力上の数値でしか知らない。
粒機波形高速砲とか言う得体のしれない高速ビーム。
(やっぱりレベル5同士の戦闘はすごいなぁ…)
直接見た訳ではないが、佐天は戦いのすさまじさを想像する。
(御坂さんにも聞いてみたいなぁ…って無理か…あはは)
佐天はいまさらながら自分がそんなこと聞けない立場にいることに気付く。
御坂がSプロセッサ社の脳神経応用分析所まで出張って単独でアイテムと激闘を演じたのはそれなりの理由があるのだろう。
それは決して安易に聞けるような内容ではない。
いわんや、佐天がそれを聞く事は即ち、佐天が学園都市の裏事情に精通している事を美琴に証明してしまうことになってしまう。
もし仮にそんなことを言おうものならば、御坂はどういった反応を示すのだろうか。
そして、二人の関係はどうなってしまうのだろうか?
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