435:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/08(火) 23:55:10.52 ID:4/Yp8CWbo
――立川駅前
佐天はテレスティーナとかいう人の講演会を聞き、空腹でぐぅとなるお腹を押さえながらモノレールを下りた。
彼女は初春とランチを食べる約束をしていたので約束のレストランに向かっていった。
(何だったんだろう。今日の講演会…なんかお前らは表には出ないけど、頑張れ的な?)
テレスティーナの言ったことを噛み砕きまくり佐天テイストに解釈した結果たどり着いた答えがコレ。
途中ウトウトしてしまった事もあり、何を話したかは断片的にしか記憶していない。
(確か…学園都市から不法に出ようとしている人たちには厳重に対処しろとか…)
なんか物騒だなぁ、と他人事のように佐天は考える。
彼女はここ最近初春とよく遊んでいた。
「風紀委員の夏季公募に遅れちゃいますよ!」と初春は悲鳴に近い叫びをあげつつも彼女は手際よく夏季公募の課題や宿題をこなしているそうだ。
宿題をスラスラと解く彼女を想像し、やっぱ初春は頭いいなぁ、などと考えながら佐天は立川駅前のオブジェで彼女を待った。
すると少したってから柵川中学の制服姿で初春が佐天の前にやってきた。
「す、すいません!風紀委員の警邏活動中に熱中症者が出て、付き添いで病院に向かっていました…!」
初春はそういうと「すいません、佐天さん」と申し訳なさそうに頭を下げる。
佐天は「いいよ私も今来たんだし」と言うと彼女はほっと肩をなでおろした。
「いやぁ、最近暇で暇で…と言う訳で初春!そこのレストラン行こうよ」
「ジョセフですか?いいですよー」
二人は駅からちょっとだけ歩いたレストランに向かっていく。
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