494:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/12(土) 03:34:15.09 ID:8hjNMdxho
「八月の狙撃のおかげかどうかはわからないが、武器の搬入は比較的楽だったな」
「えぇ。結構多めに見てくれましたね。気付かないの武器がほとんどでしたけど」
暑さでサンルーフを全開にして走るIS350Cの後部座席の下には大量の武器が隠匿され、持ちこまれていた。
ジャンクションを下りる時には厳密な審査はないですしね、とステファニー。
後部座席には二つのアタッシュケースが置かれていた。名目はただのアタッシュケース。
だが、その中身は二つともヘッケラー&コッホ社のMP5クルツ・コッツァーが収納されていた。
先述したが、後部座席のシートの下には武器が収納されている。
それらはそれぞれ二人のえもので今後の戦いのパートナーでもあるのだ。
狙撃を最上の暗殺手段と考えている砂皿はM16突撃銃をカスタムしたSR25をばらして車に搭載した。
コッツァーのはいっているトランクの中にはSR25に着脱できる各種光学照準器や暗視装置等、また大量の予備弾が仕込まれていた。
また、在日米軍基地で武器の横流しをしてもらうために事前に取得しておいた大量のドル札も入っていた。
そんな砂皿緻密とは対照的に、ステファニーは派手好きな破壊魔とでもいおうか。
アタッシュケースに入れられているヘッケラー&コッホが改修したM4カービンの新モデルであるHMK416を持参した。
赤外線や各種光学照準器を装備しているが、あくまでレールに接続するだけで使うことはないだろう。
HMK416よりも、その銃の下部レールに接続されているグレネードランチャーが彼女の派手にぶちかます性格を如実に表しているようだ。
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