過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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531:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:45:35.49 ID:J4PEtpCFo
バーバリーの特注のグレーのストライプスーツのポケットから携帯電話を取り出すとどこかに電話をしている。
発信ボタンを押すと相手は即座に受話器を取ったようだった。


『なんだ、お前か、仕事かと思ったぞ』


「久しぶりね、兄さん」


『で、要件はなんだ?』


久しぶりに電話したのに世辞も世間話もなしか、とテレスティーナは思ったが、そんな話を今電話している通話相手とする気はサラサラなかった。
彼女は携帯電話で通話しつつ、器用にPCをいじっていく。


「えーっとね、何人か監視して欲しい人物がいるんだけど、出来る?」


『めんでぇなぁ…こっちは今、手が離せねぇんだよ。クーデター企ててる部隊とかあるらしいからよぉ…』


テレスティーナの通話相手は心底めんどくさそうにそう呟くと最終的に『手短に言え』と命令口調で言ってきた。
ともあれ、彼女の通話相手はテレスティーナの要望を聞く気にはなったそうである。

テレスティーナはPCに映るアイテムのフレンダ、佐天涙子、砂皿緻密の顔を見つつテレスティーナは受話機に呟いていく。


「アイテムのフレンダとその通達係佐天涙子、その護衛の砂皿緻密を監視して欲しいの」


『はぁ?疑わしい奴は即殺でいいだろぉがよ』


「ダメ。まだ、何を考えてるかわからないし、単に人探しって言う線もあり得る」


テレスティーナの通話相手―おそらく彼女の兄―は監視よりもすぐさま殺そうと提案する。


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