過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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583:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:44:16.42 ID:p/ocpvSSo

と、そこでダウンロード中のデータが更新された。
ピピピと機械音が雑居ビルに小さく響くと、ケイトがモニタに映し出された文字を目で追っていく。
音を聞いたベティもついついモニタに目をやってしまう。


「おい、どうなんだ?」



一瞬モニタを見て再び監視体勢に移行するベティはケイトがなんてやつだ…と驚く声を聞き逃さなかった。
ケイトは「今から…砂皿緻密の経歴を読みあげる…」と少し震える声で言う。
ベティは暗視装置でアイテムの連絡係である佐天を監視しつつ「な、なぁにビビってんだよ?」と少しだけ震える声で茶化す。


「砂皿緻密…高校卒業後、自衛隊に入隊、五年間市ヶ谷の特殊作戦群に所属、後、フランスとスペインの傭兵部隊に所属」


「以後、民間軍事会社に就職した後、オーストリアのコブラ特殊部隊で教官後、フリーに…っておい、コイツ一級の暗殺者じゃないか?」


ケイトはパソコンに映し出されている目つきの悪い男の顔を見つめながら端的に感想を述べていく。
こんな奴があの連絡係の護衛なのかよ、と一瞬弱気になったケイトはちらと前を向く。


ベティもケイトが読み上げた砂皿の経歴に驚いている様で暗視装置に佐天の宅を見つめがなら「あぁ」と小さい声で首肯するのをケイトは見逃さなかった。


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