603:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:04:25.27 ID:p/ocpvSSo
角の部屋を予約できなかったのが悔やまれる所だったが、角を取れば柵側中学の学生寮が見えにくいという欠点があった。
学生寮が見えて護衛の任務を全うしやすい所は?そう考えるとやはり両サイドが空き部屋のこの部屋しかなかった。
しかし、チェックインした時にあいているとホテルマンが言っていたにもかかわらず、隣の部屋から人の声が聞こえてくるのは何故だ?
そしてその会話の内容が、自分たちに関する会話なのは何故だ…!?
学園都市側に自分たちが目論んでいる計画が露見しつつある。
そう考えた砂皿はステファニーと共同して会話が聞こえてくる隣の部屋にお邪魔することにした。
「本当に知らないのか?今ここで音がしたんだぞ?」
「いや、こっちの部屋では聞こえてこなかったが…?」
ケイトは砂皿との会話に応じつつ、自分がドアをあけてしまった軽率さを呪った。
簡単な監視任務だと思っていた。
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