642:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/06(日) 04:06:09.16 ID:9DJGvsKGo
――翌日正午 いつものファミレス
ランチで真っ盛りの店内。
いつもの窓際の卓に絹旗が鎮座していた。
(私が一番ですかね?)
絹旗はランチの時間帯で込んでいるレストラン内をぐるっとのぞき込む。
どうやら絹旗が一番最初に来店したようだ。
店員は絹旗が常連であるのを知っているのだろう。
五人分のナイフやフォークが入っているケースを持ってきた。
ことりとおかれる、それらが入ったシルバーケースを見つつ、彼女は思った。
昨日のメールは一体なんなんでしょうか?仕事は今日は休みなので映画でも見たかったのに…。
しかも、何でよりによって正午なんでしょうか?そんな疑問が頭をもたげてくる。
確かに午前中とか夕方から集合にすれば映画は一本くらいなら余裕で見れる。
ここ最近仕事が無い日はもっぱら映画を見ている絹旗は脳裏に麦野の顔を思い浮かべてちょっぴりいらっとしたりする。
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