662:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 03:47:26.97 ID:bmKUI2Yro
『わかったわ。そしたら、こっちからMARの隊員何人かよこそーか?』
「いや、良い」
『そ、わかったわ。じゃ、気を付けてねー』
テレスティーナが電話を切ると数多も携帯を切る。
そして数多が乗るであろう車の後部座席のドアが開く。
「どうぞ、木原さん」
隊員のうちの一人であろう男がドアを抑えたまま数多が乗り込むのを待っている。
それを見た数多は体をかがめ、乗りこむ。
日産の真っ黒のムラーノに乗り込む。
数台の車は砂皿がチェックインしていたホテルに向かってそれぞれ違う方面から向かって行く。
まだ砂皿がそこにいるとは限らない。
しかし、それを確かめる必要がある。このままの状況が続けば、徒(いたずら)に猟犬部隊の兵力を削がれるだけだ。
「待ってろよ、砂皿緻密」
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