663:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 03:49:18.42 ID:bmKUI2Yro
――浜面が運転するセドリックの車内
アイテムの少しだけ遅いランチタイムは終了した。
フレンダが学園都市から抜け出そうと考えているかどうかの問いかけ以外はごく普通の会話だった。
664:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 03:51:15.14 ID:bmKUI2Yro
――砂皿緻密がチェックインしているであろうホテル
猟犬部隊はそれぞれ所定の持ち場についた。
砂皿のいるであろう部屋に強襲をかける手はずだ。
665:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 03:54:37.90 ID:bmKUI2Yro
「ただいまからバスルームに突撃します…!なにやら不審な音が聞こえる模様。音は…シャワーだと思われる」
男は数多に現況を伝える。
666:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 03:58:57.36 ID:bmKUI2Yro
――猟犬部隊の強襲したホテルの近く
数多はその音をインカム越にきくと、ホテルを見上げる。
ホテルの近くに張っていた彼は爆発するホテルの階層を見つつ歯ぎしりをする。
667:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 04:04:29.71 ID:bmKUI2Yro
砂皿がチェックインしていたと思われていたホテルの地下駐車場から大排気量のバイク、ハーレーソフテイルが出て来る。
フルフェイスのヘルメットを被り性別等は確認できない。
668:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 04:08:32.95 ID:bmKUI2Yro
すると、弾頭に収納されていたベアリングが四散し、弾け、車内の隊員達を殺戮する事に貢献した。
そうしてヴァンガードの車内は猟犬部隊の阿鼻叫喚の叫び声が響く地獄と化した。
669:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 04:11:49.16 ID:bmKUI2Yro
妹、フレンダを救い出す為には悪魔にだってなる。
例え妹が自分を罵ろうと学園都市の闇から救い上げる。
ステファニーはハーレーを運転しながら、妹を救い出すのも私の勝手な独善なのかな?と思い、つい「ふふ」と自嘲気味に嗤う。
670:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 04:13:02.79 ID:bmKUI2Yro
(さぁ?ついて来れますかね?)
ステファニーは後ろからやってくるムラーノを見て、考えを巡らす。
671:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 04:14:04.51 ID:bmKUI2Yro
パートナーの砂皿には敵の生死確認ができないと言われ、大破壊力の兵器はあまりつかわない様に言われているが飽くまでステファニー流で仕留める。
ステファニーがトリガーを勢いよくひく。
と、その時、橋桁にグレネードが触れてかぁん!とステファニーの手から離れていく。
672:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 04:15:19.25 ID:bmKUI2Yro
そうつぶやきつつ発砲を続けると一発が当たったのだろうか、ハーレーがぐらと揺らいだ。
どうやらライダーの左肩を打ち抜いたようだった。
673:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 04:17:57.67 ID:bmKUI2Yro
――先行するハーレー
ステファニーの左肩が打たれた。
弾は貫通した様だった。しかし、焼けるような痛みが彼女の体を突き抜けていく。
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