690:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 03:35:57.54 ID:1Ac6BJ7uo
「私と行動を共にしている女は学園都市から追われている。しかも、君の護衛を行うよりも、優先的にやるべき事があるんでな…」
「…それで、最後に私を監視している人間にとどめを刺して護衛の任務を全うしたって訳ですか」
「まぁ…半ば当てつけのような形になったがな…。しかし、ここで君の護衛が居なくなるわけではない」
佐天は砂皿の話しを聞いて、「じゃあ、誰か護衛に来るんですか?」と聞いた。
すると彼女にとって驚愕の事実を砂皿は喋った。
「フレンダを護衛につけて貰えないか?そうすればここからそう遠くない所で潜伏するステファニーと会えるかも知れない。また、救出行になった時に行動しやすい」
「そうですか…確かに一理あるかもしれませんね…フレンダにはその事を聞いておきますね」
フレンダを自分の護衛につければ確かに相当な実力者が現れない限り、佐天の身に危険が及ぶ事はないだろう。
彼の提案に佐天は納得する。
「フレンダを護衛につかればどうか?という提案には納得出来ます。けど、…砂皿さんは学園都市に反抗したって事になっちゃいませんか?」
「そうだな。というか、学園都市の特殊部隊の隊員を殺害した時点で既に俺は狙われる身になったわけだ」
「潜伏する理由は分かりましたが、それではフレンダを救出するっていう姉はどうするんですか?まさか別行動?」
「いや、彼女も潜伏する。同じ雑居ビルに拠点を構えるつもりだ」
「その…変な話し、風呂とか清潔面の心配はどうなんですか?」
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