過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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695:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 03:47:15.58 ID:1Ac6BJ7uo

「直ぐに行動を起こした方が良いんじゃないですか?まだアイテムのメンバーの意志決定とか色々問題があると思いますが……」


「ダメだ。どんなに早くても学園都市の大多数の生徒達が参加する大覇星祭か学園都市の日本国からの独立記念日…その二つのうちどちらかまで待機せねばなるまい」



「…その間は?砂皿さんとフレンダのお姉ちゃんはどうするんですか?ずっと潜伏するんですか?」


「そうだ」


こともなく、きっぱりと自分が一ヶ月潜伏することに関して言い放つ砂皿に佐天は驚く。
フレンダを学園都市から逃が為には毒ガスを使うこともいとわず、また潜伏生活もいとわない気概に佐天は砂皿に畏怖の念を見いだした。



「…では潜伏する間…くれぐれも…気を付けて」


「あぁ…君もな。ずっと潜伏するわけではない。監視の目をぬって出てくる事もある。君も…フレンダやアイテムの他のメンバーと話し合っておくことだ」


砂皿は自分で言っておきながら俺は身勝手な奴だな、と思った。
勝手に学園都市に来て、フレンダを救出すると彼女の所属している組織の連絡係に伝え、後は救出するだけ。


フレンダが身を置いていた環境は?そうした事を一切考慮しないで行われるであろうこの作戦。
大覇星祭にしろ、学園都市の独立記念日にしろ、後一ヶ月ほどある。
それが短いか、長いかはわからない。
しかし、この一ヶ月は彼女達に否が応でも今後どうするか決めなければならないのであった。




「フレンダには今すぐに話をしてほしい」




砂皿はそういって帰っていった。
一体なんなんだろう?そう思った佐天はしかし、「は、はい」と返事をして、砂皿の言うとおり直ぐにメールを送った。


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