86:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:30:47.16 ID:RdTWuuq30
フレンダと絹旗がぎゃぁぎゃぁ騒いでいる間、浜面はずっと滝壺から視線を感じていた。
いつも眠たそうにしている滝壺だったが、なぜか目がカッ!と見開かれ、浜面を刺すような視線で見ている。
もしかしたら、彼女は浜面に気があるのかもしれない。
「いやー…だからな、まず弁当渡すだろ…?」
うんうん、と頷く三人。
「…その後はな…あいつが全然起きねぇからよ…待ってたんだよ…」
「へぇー…。はまづら、それはおかしいよ、だって弁当渡す前になんで待ってるの?むぎのは鍵かけてなかったのかな?」
「そうですよ、超浜面の言い分はおかしいですよ」
「滝壺の言うと通りって事よ、浜面、正直吐いちゃいなさい!麦野と付き合ってるんでしょ?」
「ぐぬぬぬ…!」
(俺だってあんなカワイイヤツと付き合えたら付き合いてぇよ!けどなぁ…俺だって今の関係、よくわかんねぇんだよ…)
浜面のへたっぴな嘘が看破られようとしていたその時!
ちょうど麦野がきた。
お姉系のワンピースを着ている。
化粧はナチュラルで、かわいい。顔のかわいさとスタイル全てひっくるめて学園都市第一位の美貌を持つのは間違いなく麦野だ。
「盛り上がってるわねー、どうしたの??」
「いやー、麦野、聞いてくれよ、こいつらがな…」
「窒素キーック」
「人形爆弾&イグニスー」
「ビブルチッ!」
浜面の両脚に猛烈な痛みが!
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