過去ログ - 律「澪、大事な話があるんだ・・・」
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2011/01/15(土) 00:18:59.82 ID:eq+X/Gyu0
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律「あー!やっとセンター終わったな!」
澪「そうだな。・・・無事、皆で合格できるといいけどな」
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2011/01/15(土) 00:24:03.04 ID:eq+X/Gyu0
律「澪・・・」
律が、驚いたような悲しそうな表情でこっちを見ている。
私のせいだ。
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2011/01/15(土) 00:28:12.55 ID:eq+X/Gyu0
いつも私の側に居てくれる、
いつも臆病な私の手を引っ張ってくれる、
私の大切な人。
一人ぼっちの私の世界を優しく照らしてくれた、私の太陽。
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2011/01/15(土) 00:32:17.59 ID:eq+X/Gyu0
私の頭の中は、悲しみと自己嫌悪でぐちゃぐちゃで、今にも泣き出してしまいそうになっていた。
律「澪」
そう言いながら、彼女の腕がそっと私を包み込んだ。
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2011/01/15(土) 00:37:11.15 ID:eq+X/Gyu0
澪「・・・う、うぅっ・・・ぅ・・・ひっく」グスッ
律の優しさに、私は涙を堪えきれなくなった。
律「ごめんな、澪。澪の気持ちも考えないで、無神経なこと言っちゃって」
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2011/01/15(土) 00:42:05.87 ID:eq+X/Gyu0
律「落ち着いてくれて良かったよ」
澪「律、本当にごめんな・・・」
しばらく泣いて落ち着いた後、律は私の手を引いて家まで戻ってくれた。
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2011/01/15(土) 00:45:40.96 ID:eq+X/Gyu0
律「うん・・・そういえば澪、新居はもう決まったの?」
澪「あ、いや・・・私はまだなんだ。パパとママにも、試験終わって落ち着いてからにしようって言われてて・・・」
それに、できるだけ律の家の近くにしたい。
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2011/01/15(土) 00:50:14.48 ID:eq+X/Gyu0
私達の場合は二人で一緒の空間に居ること、それ自体にきっと意味があるから、なんて思ってる。
律がお気に入りのCDを聞いていて、私は小説を読みふける。
何時間も、会話もなく。
それでも私は、律が側に居てくれるだけで安堵するから一緒に居る。
そういうことは、今まで何度もあった。
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2011/01/15(土) 00:53:13.79 ID:eq+X/Gyu0
澪「・・・何?」
律「私と、一緒に・・・暮らさないか?」
澪「え?」
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2011/01/15(土) 00:57:25.66 ID:eq+X/Gyu0
律「澪、ごめん。私のせいで」
まただ。
何で、何で謝るんだよ。
律は何も、悪いことなんてしてないだろ。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/15(土) 01:04:03.62 ID:eq+X/Gyu0
律「私、な・・・その、澪のこと・・・好き、だ///」
澪「・・・え?・・・え、え?」
い、ま・・・何て、言った?
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