過去ログ - 律「澪、大事な話があるんだ・・・」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/15(土) 00:15:14.57 ID:eq+X/Gyu0
そう言ったかと思うと、私の幼馴染―田井中律―は私の目の前に座り込んだ。
律「・・・」
真剣な表情を崩さず私と向き合っていた律は、そのまま自信無さげに俯いてしまう。
律「えっと・・・その・・・」
普段はふざけていることの多い、律。
人前でも平気で『愛してる』だとか『大好きだ』なんてことを言って私をからかう。
けれどそんな彼女も、本当に大切なことを言う時は、こうやって自信を失って俯き加減になってしまう。
きっと私だけが知っている、彼女の弱い姿。
私だけが知っているという優越感に浸りながら、私は思い出す。
四年前にも見た、今と同じ彼女の表情を。
私の人生で最良の日といえる、あの日の出来事を―
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