過去ログ - 九曜「───だが────断る───」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/18(火) 03:51:12.02 ID:MS1/R1yAO



(――本当に溶け込んでやがる。流石は宇宙パワーだ……)

 家族四人に+α。
 αは家族にとっては見知らぬ人物の筈だが、誰もが慣れ親しんだ顔だとでも言うように
笑いかけている。


「いや、九曜ちゃんも大きくなったもんだ」

 知ってるか親父? 周防は誕生からこの姿なんだぜ?

「ふふっ、すっかり大人びたわねぇ」

 知ってるかおふくろ? 体は大人、頭脳は子供なんだぜ?
 ……体もそうでもないか。

「くーちゃん、これおいしいよー」

 妹よ。お前は普段からそんなんだから、全く違和感を感じられないな? ある意味助かる。


 そして、件の周防だが――


「─────」

「どうした? 食べないのか?」

 箸をグーで持ったまま、ただ減っていくおかず(主に妹の腹の中へ)を黙って見ているだけ。
 たまりかねて話しかけてみたが、ガラス細工のような無垢な瞳を俺に向けて一言。



「───どうやって──食べる──の───?──」

「そこから!?」




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