過去ログ - 美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」
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15: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 14:34:35.29 ID:SumbvhkSo

 [PM14:27]

「アイツ、遅いなぁ。また何かに巻き込まれてなきゃいいけど……」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/22(土) 14:40:38.84 ID:ZntFYB560
お玉から手を離せないとかどんだけ淫乱やねん…


17: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 14:41:32.64 ID:SumbvhkSo
(か、帰ってきちゃったの!?
 だってお風呂なんてまだ沸かしてないし、夕ご飯には早すぎるし、だ、だからって
 こんな時間から「それとも……私?」なんて言えるわけないじゃないのよぉ!)

 開錠音と同時に、美琴は思わず玄関口に伏していた。
以下略



18: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 14:45:35.94 ID:SumbvhkSo
 正座姿勢のまま、赤面して慌てている美琴の様子を見て
 いつもの妄想癖がまた出たのかと思えるくらいには、彼女への理解も深まっている。
 美琴の手を取って立ち上がるのを支えると、玄関の段差で二人の身長差が埋まり、
 目線がちょうど水平に並んだ。
以下略



19: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 14:50:47.38 ID:SumbvhkSo
「唇、冷たいね」

「外が寒かったからな。早く暖まりてえよ」

 土曜の日中はデートするのが習慣になっていたが、今日の寒さでは気が進まない。
以下略



20: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 14:56:05.85 ID:SumbvhkSo
「そういえば、アンタ今週も宿題って出たの?」

「ああ、今週もたーっぷりと出されましたよ。期末試験も近いしな。
 まぁそのお陰で小萌先生にインデックスの事をお願いできるんだけどさ」
以下略



21: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 15:01:57.16 ID:SumbvhkSo
 上条は制服からトレーナーに着替え、制服のポケットからスキンを抜き取ると
 堂々と美琴に見せる事のできないそれを、こっそり枕元に忍ばせる。
 次に粘着ローラーを手に取り、インデックスの外泊する日だけ
 家主が使うことの許されるベッドの上をコロコロと均していく。
 飼い猫スフィンクスの毛と、インデックスの体毛を取り払うエチケットだ。
以下略



22: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 15:06:40.85 ID:SumbvhkSo
 美琴は尻を蹴飛ばす仕草で、上条を洗面所に送り出した。
 上条はハンドソープを手に取りながら、ついでに歯磨きもしようと思い立つ。
 美琴はベッドに腰掛けつつ待っていたが、ふと緊張で乾く口内を潤したいと思い
 友人から貰ったアメ玉を懐に見つけ、これ幸いと舐め始めた。
以下略



23: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 15:10:43.78 ID:SumbvhkSo
 上条が美琴に寄り添うようにしてベッドに腰掛けると、室内に静寂が戻り
 カチコチと無機質な壁時計の音だけが空間を支配する。
 時刻は2時30分を回っていた。

「……明日のいつまでいられるんだ?」
以下略



24: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 15:15:44.49 ID:SumbvhkSo
(いいのか俺、こんなガツガツしていていいのか俺っ)

 この一週間抑圧していた欲望が、上条のトレーナーの下腹部を
 突き破らんばかりの勢いで押し上げている。
 就寝の間際になだれ込んだ初体験とは違い、まだ日も明るい中で
以下略



25: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 15:20:11.44 ID:SumbvhkSo
「なんだか甘い……」

「あ、アンタが手を洗っている間にアメ舐めてたの」

「だからか。もっと、味わってもいいか?」
以下略



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