過去ログ - 美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」
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5: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 13:49:40.85 ID:SumbvhkSo
「ああ、カミやんなら今さっき禁書目録と一緒に出掛けたみたいぜよ」

「知っています。あの子の事、担任の先生に預けに行ったんですよね」

「小萌先生もつくづく面倒見のいいことだにゃあ」

 上条の同居人インデックスの存在は、美琴にとって一番デリケートな問題である。
 上条と恋仲になった今となっては彼女個人と確執を設けるつもりはないのだが、
 三人を取り巻く環境が危ういバランスの上にある事も理解していた。

「だから今はカミやんの部屋には誰もいないぜよ」

「大丈夫です、これを預かっていますから」

 美琴は懐から合鍵を取り出し、土御門に見せつけるようにかざす。
 本心としては、この鍵を使って一刻も早く上条の部屋に逃げ込みたかった。

「ぬかりないねぇ」

「それでは」

 早々に会話を切り上げると、美琴は駆け上がるようにして階段を上っていく。
 その背中を見送った土御門は、羨望に満ちた顔でいながら心は懸念に満ちていた。

「カミやんは幸せもんだにゃ〜。
 それにしても……幻想殺しに禁書目録、そして妹達《シスターズ》の源、超電磁砲か。
 つくづく皮肉な巡り合わせだぜぃ」

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