過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」 其の弐
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173: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 02:50:00.57 ID:6zHtXM3wo
「な、なんですってぇ!?」

横槍を入れて来た上級生に対して、食蜂さんは嘲笑するような口調で挑発的なセリフを吐いた

それを聞いた上級生はその顔を歪ませて大声を上げる
以下略



174: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 02:53:38.37 ID:6zHtXM3wo
「おい、超電磁砲」

「は、はいっ!?」

いきなり話題を振られ、私は素っ頓狂な声を上げた
以下略



175: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 02:55:42.48 ID:6zHtXM3wo
「別にあてのこたぁ気にすんな。こんなヤツ等に後れを取ったりなんざしねぇよ」

食蜂さんは自信ありげに言い放つ

「でも!食蜂さん一人に任せられないわよ!」
以下略



176: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 02:57:19.44 ID:6zHtXM3wo
私達を取り囲んでいる生徒はざっと十人前後であろう

さすがにこれだけの数の能力者に囲まれたとなると、レベル5である私でも物怖じしそうになる

先程から事の成り行きを戦々恐々といった面持ちで窺っていた彼女達にとって、この状況は
以下略



177: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 02:59:23.44 ID:6zHtXM3wo
足早にその場を後にする上級生たちの背を見ていた食蜂さんは、こちらに振り向き、
先程とは打って変わって人懐っこそうな笑みを浮かべた

「あの馬鹿はまだここに来て日が浅いみたいだからな、騒ぎを起こしても自分の力でどうとでも
できるとでも思ってるんだろうよ。ったくこっちにゃいい迷惑だぜ……」
以下略



178: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 03:01:14.63 ID:6zHtXM3wo
「別に頭ん中覗いたりなんかしてねぇよ。そんなことしなくてもお前の考えくらい顔見りゃすぐわかるぜ……」

私の反応に呆れたように食蜂さんが言った

「そ、そんなにわかりやすい?私って……?」
以下略



179: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 03:05:06.65 ID:6zHtXM3wo
「失礼しました。プライベートなことを詮索するべきではありませんわね」

私の反応を見て、彼女は謝罪の言葉を述べた

「ごめんさい。それじゃ私はもう行くわね。食蜂さん、本当にありがとう。このお礼は必ずするわ」
以下略



180: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 03:07:24.55 ID:6zHtXM3wo
「うう……、緊張するなぁ……」

誰に言うでもなく私はそう呟いた

今、私はカエル顔の医者の病院へ来ている
以下略



181: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 03:09:38.66 ID:6zHtXM3wo
病院に到着した私を出迎えたのは10032号だけではなかった

今この場には10032号を含めて計四名の妹達が居る

「もしかすると番外個体が予期せぬ行動に出るかもしれませんから、念のためです、と、ミサカは
以下略



182: ◆JZzNmabVtI[saga sage]
2011/08/03(水) 03:14:07.25 ID:6zHtXM3wo
今回はこれで終了です

なんだか登場人物が多くてごちゃごちゃしてきてしまいましたね……

もっと登場人物を絞った作品も書いてみたいです
以下略



183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/03(水) 13:01:35.58 ID:EZMExVIJo
乙なんだよ


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