過去ログ - ???「ククク……、」 御坂妹「」 一方通行「」 上条「」
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95: ◆tVP11EVtkPKg[sage saga]
2011/02/02(水) 03:50:42.83 ID:1DhUvtlG0
二人の戦いは御坂美琴の放った電撃によって火蓋が切って落とされた。
先制攻撃でありながらも十分な殺傷能力を持つ攻撃に、上条当麻は右腕をかざし防御する。
その対応を見て、美琴はすかさず距離を詰めチェーンソーを掛け声とともに大上段から振り下ろす。

美琴「ヤァアアアアアアアア!!」

上条はここで選択を迫られた。
その攻撃を身を引いてかわすか、右腕で受け止めるか、先に右腕で相手に触れるかの三択だ。
その中から上条が選んだのは右腕で受け止めるという選択、まず相手の武器を無効化しようというのだ。
しかし、結果的にその選択はまずかった。『読まれて』いたのだ。
美琴の持つ砂鉄のチェーンソーは上条の右腕に触れた途端に元の何の変哲もない砂鉄へと戻る。
上条はそのまま腕を振り下ろせば、幻想殺しで勝負は決するとそう考えていた。

上条「これで終わり、だ?」

最後の『だ』に疑問符がついたのは、美琴が左手で逆手に持つ二本目のチェーンソーが原因だ。
さっき上条が打ち消したもの比べればはるかに短いが
上条の腕を斬り落とすという唯一の用途を考えれば十分な長さを持つ。
上段からの振りおろしを受け止めるため、振り上げた右腕はすぐには振り下ろせない。

美琴「右腕にさよならのキスは必要?」

クスリと口元を歪めたまま、懐に飛び込ようにしてチェーンソーが振り抜かれる。


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