過去ログ - 神裂「と、問おう。あなたが私のマスターか?」上条「」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/02/11(金) 12:05:25.77 ID:WEEzYK2D0
―――
―アインツベルンの森 深部―
神裂「この辺りにいますね……」
アックア「待っていたぞ。極東の聖人」
神裂「アックア……」
アックア「一人では私には勝てないと分かっていると思ったのだが」
すごい威圧感が周囲に広がる。広いアインツベルンの森を歩いてきて、動物を一匹も見なかったのはこのためか。
神裂き「ええ、以前はそうでしたが、今回はそうはいきません」
その威圧感をさらりと受け流し、答える神裂。
アックア「私が、得意の水魔術を使えないと知って勝機でも見出したか?」
バーサーカーとして、狂気を理性で抑えつけるのが精一杯で、彼は魔術が使えない。そんな状態で魔術を使おうとすれば、待っているのは自滅だ。
神裂「ええ。その通りです」
神裂は笑って、七天七刀を構える。気負いのようなものは感じられない。
アックア「おもしろい。ならば、それを証明してみろ」
その瞬間、二人の聖人は激突し、世界から音が消えた。
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