52:601[saga sage]
2011/02/07(月) 01:12:43.04 ID:SV1hmGN00
今回は先に言っておくんだけど、なんだかもう色々と
ツッコミどころが多すぎてお恥ずかしい、今に始まったことじゃないけどね
でも恥ずかしすぎて言い訳も浮かばないので一点だけ謝っておきますね
インチキ関西弁ですごめんなさい
てなわけでできたので投下
なんか随分できんの早かったなおっかしーなー
キャラ1:草食系男子
キャラ2:男の娘
内容:ご懐妊
てーてってててー、ててててー。
電子音のファンファーレとともに、くるくる回る画面のなかで
緑色のおっさんが勝ち誇った顔をしていた。
「だぁー、また負けたーっ」
日曜日。友人とレースゲームで勝負して、気がつけばもうお昼過ぎ。
連敗続きのボクは、コントローラーを投げ捨てるとそのままばったりと
後ろに倒れこんだ。
ボクの操作してたお姫様は、今回もまた周回遅れの4位である。
「ふふーん。これで…えぇと、なん連勝目やったろ」
「もう数えてないし…おまえ強すぎ。ちょっとは加減してよぉ…」
「えー。だってそのお姫さん嫌いなんやもん」
しゃーないやん?と振り返ってにへーと笑うボクの友人。
…振り向いた肩の上でウェーブした髪がふわっとして、
さらさらの前髪のむこうで緩く微笑む顔に、思わずちょっとドキっとする。
…でも、こいつ、男…なんだよなぁ。
「ん?…なに、ひとの顔そんなじーっと見て」
「いや…つくづく女の子みたいだなぁと」
「あー…まぁな。髪切ろうとするとおかんが泣くし」
「…女の子が欲しかったんだっけ?」
「そー。けどそれを息子に押し付けるんはやめて欲しいわー」
ぐてぇっとしたまま、のそりのそりと這いずって…ぐぇっ!
「ぐぁっ…乗っかってくるなー。重いー」
「えー、失礼さんやなー僕軽いやろー」
仰向けになったボクの上にうつぶせに覆いかぶさってこられて、
思わず息が詰まる。
こいつ、何かっていうとこういう悪戯しかけてくるんだよなぁ…
クラスでもふだんから男子扱いしてもらえないし、
こういう「男子のじゃれあい」みたいなのに飢えてるんだろうけど…
…これが「男子のじゃれあい」かどうかはともかくとして。
「どけっていってるだろぉ…っ!」
「うっさいあほーう、軽いってゆえー」
ボクのお腹の上で攻防を繰り広げつつ、だんだん上に這いずってくると
にへっとした顔が間近に…うぅ、ホントに顔だけ見ると
そのへんの女子よりよっぽど可愛いから、なんかやりづらいっ…!
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