過去ログ - 麦野「メルトダウにゃー、マジカルむぎのんだにゃん♪」
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255:とある科学と魔術の魔法少女 ◆l0RNyI4bA6[saga]
2011/02/12(土) 00:32:45.13 ID:f51AKMH20
〜side muginon VS mikotyu〜

ミコチュー「いっけぇ!」

開始の合図とばかりにミコチューが電撃の槍を繰り出す
出力こそ抑えられているが当たってしまえば常人なら即座に昏倒させることのできる代物が麦のんに向かって伸びていく

麦のん「そんな攻撃じゃ再戦の挨拶にもならないにゃ〜ん」

退屈そうに麦野のん左手を振るうと瞬時に白く輝く光が盾のように展開され、その光にかき消されるどころか平伏すかの様に頭を垂れ見当違いの地面に激突した
刹那電気が地を、壁を走り周りの電球や蛍光灯を破裂させ館内が暗闇に包まれる、がその電撃の余波もその光芒から逃げるかのように逸れていく
と同時に麦のんはその光芒をそのまま電撃の発射地点向けて発射させる

ミコチュー「当たるかってのよ、そんな適当な射撃!」

麦のん「リコリン!こんな視界だしサポート頼んだにゃん!」

リコリン「任せて麦のん!…………3時の方向!」

リコリンがミコチューのAIM拡散力場から位置を即座に割り出すと同時にその方向へ麦のんが『原子崩し』を放つ
その光芒は壁などの障害物をお構いなしに突き進みミコチューへと迫る

ミコチュー「ふんっ、相変わらずでたらめな威力ね!(それにあの『能力追跡』に限りがないとか反則タッグじゃない!!)」

ミコチューがその光芒をかわしながらコインを取り出し―――

リコリン「むぎのん!レールガンがくるよ!」

ミコチュー「!?」

麦のん「ナーイス、リコリン!」

レールガンが発射されるより早くむぎのんが『原子崩し』が展開される

ミコチュー「くっ!」

その攻撃は当然の様に『原子崩し』の壁に阻まれ届かない
如何に音速の3倍の速度で発射されようが弾はなんの変哲もないゲームセンターのコインでは『原子崩し』の光芒は突破できない
そればかりかリコリンのサポートにより的確に位置を捉えた攻撃が返ってくる

ミコチュー(何の演算を行っているかまで読み取れるっていうの!なんつー解析力よ!?)

考えが迷いを呼び焦りを生み出す……その間にも麦のんは追撃の手を休めず『原子崩し』を放つ
『曖昧なまま固定された電子』であるその光芒は物体に接触しても減速することなく、
放たれた速度のまま障害物を貫きながら―――ミコチューを避けるかのように軌道から逸れていった
あくまで『原子崩し』とは『粒子』にも『波形』にもなれない『曖昧なまま固定された電子』を強制的に動かしているのである
ならば

ミコチュー「こっちだってアンタの能力への対処法なんかもうわかってんのよ!」

その『電子』自体を操作してしまえば軌道を書き換えるとはできる!

麦のん「パリィ!パリィ!パリィ!パリィってかァ!
    舐めてんじゃねーぞメスガキィ!ジジイの×××××みてぇなしょぼい射撃だってこっちにゃ届かねぇんだよォォォォォ!!」

その様相は外の二人の戦いとは対照的にお互いに決め手を欠いた砲撃と砲撃の勝負になっていった―――


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