過去ログ - 麦野「メルトダウにゃー、マジカルむぎのんだにゃん♪」
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256:とある科学と魔術の魔法少女 ◆l0RNyI4bA6[saga]
2011/02/12(土) 00:33:44.87 ID:f51AKMH20
〜side kamijou VS Etzali〜

その頃男二人の闘いは終幕の局面を迎えていた
お互いに何度殴られ、蹴られたかなど最早数えられず単に拳の戦いではなくなっている
ならば決着をつけるのは―――

エツァリ「っ!」

上条「ぐあっ!!」

エツァリの拳が上条当麻の顔面を捉え吹き飛ばす
……やったか、という考えがエツァリの頭をよぎる

上条「くそっ!!まだ負けられねぇんだよ!!」

だが、それでも上条当麻は立ち上がろうとする―――そう、その程度のことで上条当麻が倒せるはずはない
この程度でこの男の心を折ることなどなどできるはずがない、そう考え直しエツァリは自らに沸いた幻想をかき消す

上条「いい加減、こっちの質問に答えやがれ……!!」

既に両者とも満身創痍であるにもかかわらず倒れなかったのは譲れないものがあるから―――
ならば拳では決着は着くはずはない……相手の心を折らない限りは

エツァリ「……貴方のせいではないですか!!」

上条「な!?」

遂にエツァリが上条当麻の問いに応える

エツァリ「御坂さんの心は傷ついていました!その傷をつけたのが他でもない貴方だったからこそ自分はここにこうしてここにいるんですよ!!
     ……あの時の『約束』を違えた貴方が相手ならば負けてやれることはできません……!
     何故かここにいるのかと問いましたね?答えてあげましょう……自分との『約束』を違えた戦友(友人)の顔を殴り飛ばしてやるためですよ……」

血を吐くようなエツァリの叫びでその目的を吐露したのである

上条「お前……」

上条当麻はまだ膝を付いた姿勢のままその言葉を聴き―――目の前の男と約束をした時のことを、自らの言葉を思い出し
……その姿勢のまま動けなくなってしまった

ここに男と男勝敗は決した……エツァリが上条当麻の戦う理由を折ることで―――

・・・・・・

・・・・

・・




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