過去ログ - 侍「なぜ俺の家に童女が……」 幼女「ムニャ……」
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249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:21:02.15 ID:y3bh/LA9o

 しかしお侍、たったもう一歩でそれを無効化。ついで必殺の一閃。

「っ!?」

 が、あるはずの手応えそこになく。
 飛び離れるも腕に痛みが。
 血がふきます。

「……」

 お侍、正眼に。
 武士はそこから数歩離れたところに下段の構え。

「お前……」

 お侍の声は訝しげでした。

「なんで」
「俺には見える」

 武士の一言は短いものでした。ですが、お侍は理解したようで。

「なるほど、そうか。お前は“見える”のか。俺は“聞こえる”方だ」

 お侍、こぶし大の石を拾い上げると、軽く宙に投げます。そして横に一閃。

 きぃぃぃん……

 音とともに石は真っ二つ。切り口は滑らか。そのまま川の中に消えました。ぽちゃん。

「あれは俺が七つの時だった。家族が殺されて、聞こえるようになった」

 ちりぃぃん……

「≪物の叫び≫」



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